朴槿恵前大統領、「防御権保障」を理由に初裁判の延期を要請
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.24 15:30
朴槿恵(パク・クネ)前大統領が2日に予定されている自身の初公判の準備期日を延期してほしいという内容の意見書を裁判所に提出した。
朴前大統領の弁護人である柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士は21日、ソウル中央地裁に「防御権保障のために2日に予定されている初裁判を延期してほしい」という内容が入った意見書を出した。裁判所側によると、意見書には膨大な捜査記録を検討するのに時間がもっと必要だという点や拘置所生活によって朴前大統領の健康状態が良くない点などが記されている。
裁判所は、朴前大統領側の要請に対する妥当性を検討する方針だ。ただし、弁護人が正式に「期日変更申込書」を提出したわけではないため、初裁判が予定通りに行われる可能性もある。これに先立ち、初公判の準備期日が選挙日である5月9日以降に決定されるという見方が出ているが、裁判所は事案の重要性などを考慮して迅速に裁判を進めることに決めた。