<韓国旅客船沈没>政府、災難マニュアル作っておきながら…右往左往で作動せず(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.21 11:05
以前の政府で災難救助作業に関与したある人物は「海洋警察は現場にいて、安全行政部の長官と次官は中対本があるソウルにいるので、こうした混乱が生じた」とし「海洋警察のように現場を統制できる側でコントロールタワーを引き受け、その人を通じて一元化させれば、こうした錯誤はなかったはず」と指摘した。
政府が鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相の指示でセウォル号の救助・捜索活動発表の主体を「汎部処事故対策本部」(対策本部、本部長・海洋水産部長官)に一元化したのは、事故発生から69時間経過した18日午後8時ごろだった。その時、ようやくマニュアル通りの措置が取られたが、すでに救助作業が難航し、国民の批判世論が激しくなっていた。