懸賞金5億ウォンの力…初めて金権選挙を内部告発=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.18 12:41
先月20日、京幾道(キョンギド)選挙管理委員会に違法金権選挙に関する申告があった。安養市(アンヤンシ)で総選挙(4月11日)の予備候補として登録したAの選挙陣営の「組織管理責任者」というLの申告だった。
Lが選管委に明らかにした内容は具体的だった。地域新聞1面に有利な世論調査を掲載すれば1件当たり250万-300万ウォン(約20万円)を記者に渡し、入党願書を受けてきた人にはその場で現金を…。さらにでLは、昨年12月19日にAから選挙組織をつくる条件で5万ウォン札60枚(300万ウォン)を、30日にはさらに5万ウォン札100枚(5000万ウォン)を受けたと‘自首’した。
Lは「当時Aが『ハンナラ党がしくじっている状況で民主党の旗さえ持てば必ず勝てる。公認まで2カ月間に2億-3億ウォンほど使えばよい。計算は終わった。お金はいくらでもあるので、けちらずにどんどん使って人を集めろ』と話した」と主張した。