韓経:韓国副首相「韓中通貨スワップに反対給付なかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.16 10:17
金東ヨン(キム・ドンヨン)副首相兼企画財政部長官は14日、韓中間のウォンと人民元の通貨スワップ満期延長と関連し、「中国から何かを要求したり裏で要求したものはない。反対給付はない」と話した。また「不動産価格が正常水準を超え保有税引き上げが必要だと判断されればそのオプションを排除しないだろう」と強調した。
金副首相は13日と14日に主要20カ国(G20)財務担当相・中央銀行総裁会議と2017年国際通貨基金(IMF)・世界銀行(WB)年次総会が開かれている米ワシントンDCで担当記者と特派員らと会い内外の経済懸案についての見解を明らかにした。
韓中通貨スワップ延長合意の背景について「規模と満期だけ発表し残りは具体的に話さないことが国際慣例」としながらも「契約の裏に他の約束や反対給付はなかった」と強調した。彼は13日にワシントンDCで李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁とともに中国と3年間560億ドル規模の通貨スワップ契約を延長したと発表した。