UAEに輸出する原発APR-1400とは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.28 09:20
フランス原発より建設・燃料費2割安く韓国がアラブ首長国連邦(UAE)に輸出する原子力発電所の新型軽水炉(APR-1400)は、1992年から2002年までの10年間、韓国水力原子力などが2300億ウォン(約180億円)を投じて開発した。95年に開発が完了したOPR-1000に比べて発電容量は1000メガワットから1400メガワットに40%も増え、稼働寿命も40年から60年に伸びた。
APR-1400は競合国の原発に比べて建設・発展費用が少ないのが長所だ。知識経済部によると、世界で最も優れた原発といわれる仏アレバのEPR-1600に比べて建設費が20%、発電燃料費は23%安い。燃料効率がそれだけ高いということだ。こうした経済的な効率性がUAE原子力発電所事業を受注するのに決定的に作用したという分析だ。競争国で新型原発を開発しない限り、経済効率の優位は維持される。このため、政府や韓国電力は今後、第三国の原発受注展望も明るいと考えている。