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韓国「少子化ショック」の嬉し悲しい現実…40代の出生率歴代最高、10年間で倍に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.19 10:23
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ソウルにある中堅企業で次長として働くオさん(41)は今年初めに元気な男の子を出産した。40代以上の出産は低出生体重児の危険が高いといわれるが、オさんは予定日より遅く3.4キログラムの赤ちゃんを産んだ。出産の便りが伝えられると、オさんと夫の携帯電話にお祝いの電話とメッセージが殺到した。オさんは「息子が大学生の時、私たち夫婦2人の年齢が60歳を越える」とし「すでに教育資金を集めるために夫と財テク計画を組んでいるところ」と話した。

韓国の合計特殊出生率が初めて0人台に落ちるなど、出産忌避現象が続いているが、40代以上の妊婦の出生率は増えて歴代最高水準まで高まっていることが分かった。今は40代の出産が自然な時代になりつつあるということだ。

 
19日、韓国統計庁の資料「母の年齢別出生率」(該当年齢女性人口1000人当たりの出生児数)によると、40~44歳の妊婦の出生率は前年比0.4人増の6.4人を記録した。関連統計を初めて作成した1993年以降で最も高い数値だ。40~44歳の妊婦の出生率は1993年には2.0人に過ぎなかったが、毎年上昇している。特に、2008年3.2人から10年間で2倍に増えるなど増加が速い。一方、45~49歳の妊婦の出生率は0.2人ラインを維持している。

これに昨年40歳以上の妊婦が産んだ新生児の比率は3.9%まで高まった。1998年0.8%、2008年1.5%から比率は高まっている。もちろん、出産が旺盛な時期である20代~30代初めと比較すると微々たる数値だが、昨今の「少子化ショック」時代に40代が唯一出生率が増加している年齢帯という点で意味が小さくない。

40代の出生率増加にはまず「医学の力」が大きかったとする多くの分析がある。まず、人工受精・試験管ベイビーなど不妊治療が一般化した。ここに高齢妊婦の妊娠と出産を助ける医療技術が発展しながら40代女性の妊娠確率を高めた。

すでに子どもがいる一部の夫婦の年寄子の出産も一役買った。カンさん(47)は昨年生まれた娘をベビーカーに乗せて妻(44)と一緒に近所の公園を散歩するのが大きな楽しみだ。初めて妊娠の知らせを聞いた時は高齢出産で悩みが多かったが、「天からの授かりもの」と考えて妻の出産を積極的に助けた。カンさんは「高校生の長女が子どもの世話をしてくれて助かっている」とし「末娘が遊ぶのを見ると生きている人形のよう」と話した。この他に再婚後、新たに築いた家庭で子どもを望む40代もまれにいる。

残念なことに、高い子女住居費・教育費・養育費なども40代出産の増加要因に挙げられる。経済的に安定するまでは結婚と出産を先延ばしにして、結局は望む時期に妊娠できない事例が少なくないということだ。

統計庁人口動向課のキム・ジン課長は「晩婚が一般化して初婚年齢が高まり、40代で初めての子どもを産む事例が増加している」とし「40代の出生率が急激に高まることはないだろうが、相当期間、上昇傾向は続く」と予想した。

このように40代の妊婦が増加しているのは韓国だけでない。人口高齢化が韓国よりもはるかに進んでいた欧州・日本などでは韓国より40代妊婦の比率がさらに高い。スウェーデンのニュース通信社TTの報道によると、スウェーデンで43~45歳の出産女性は2010年1058人から2017年1288人に21.7%、46~49歳の出産女性は2010年168人から2017年256人に52.4%それぞれ増えた。40代で出産した有名人も多い。韓流スターのイ・ヨンエさんは40歳で男女の双子を自然分娩で出産した。ニコール・キッドマンさん、ハル・ベリーさん、マライア・キャリーさん、マドンナさん、ブルック・シールズさんらも40歳を超えてから母になった。『ブリジットジョーンズの日記』で有名な英国の小説家ヘレン・フィールディングは46歳と48歳にそれぞれ出産した。ギネスブックに載った世界最高齢の自然妊娠は米国のルース・キスラーさんで57歳の時に自然分娩に成功した。

だが、40代の出産が増えることが韓国少子化の解決法にはなりにくい。身体的な老化に伴う出産の限界を無視できないためだ。

国立中央医療院中央難妊・うつ病相談センター長で産婦人科専門医のチェ・アンナ氏は「以前に比べて奇形児出産・流産・妊娠中毒・死亡などの危険が減ったとはいうが、35歳以上の妊婦は依然としてこのような危険にさらされる『高危険妊婦』に分類される」としながら「20代に第一子を出産すれば第二子・第三子を産む可能性があるが、40代に出産するとこのような機会が少ないという点で少子化の流れを変える余地は少ない」と説明した。

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