韓国「福島産水産物の輸入禁止を継続」…WTOに上訴

韓国「福島産水産物の輸入禁止を継続」…WTOに上訴

2018年04月10日07時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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2011年の福島原発爆発当時(左)と2013年に携帯用放射線測定器で水産物の汚染を調べる場面(右)(中央フォト)
  韓国政府が「福島産水産物輸入規制措置はWTO協定違反」という世界貿易機関(WTO)の判定を不服として上訴した。

  産業通商資源部は9日、「韓国政府の日本産水産物輸入規制措置」に対するWTOパネル(小委員会)の「不当」判定に問題があるという立場を明らかにした。

  韓国は2011年の福島原発事故発生後、放射性物質の漏出を理由に同年に福島近隣の農水産物の輸入を禁止した。2013年からは福島と周辺8県産の水産物28品目も包括的に輸入を禁止した。

  これに対し日本は2015年5月、韓国の措置は日本水産物を差別する行為だとしてWTOに韓国を提訴した。

  日本の提訴を検討したWTOは2月22日、パネル報告書を発表し、「韓国政府の輸入禁止措置は日本産食品に対して差別的、必要以上に貿易制限的であり、情報公表など透明性で十分でない」とし、WTO協定に背くという一審判定を下した。事実上、日本の主張をほとんど受け入れたのだ。

  ただ、WTOは韓国政府が要求するその他の核種検査証明書上の記載内容などは手続き的にWTO協定に背かないと判定した。

  これに対し韓国政府関係者は「日本の原発状況が続き、国民の食の安全の重要性などを勘案すると、WTOの一審判定に問題があるとみてWTO上級委員会に上訴した」と明らかにした。

  韓国政府の上訴の結果は早ければ7月に出る予定だ。普通、上訴から3カ月(90日)かかるが、最近のWTO上訴件数の急増で実際の日程は規定より遅れて今年下半期または来年になる可能性もある。
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