【グローバルアイ】ノーベル平和賞が核兵器競争に投げたメッセージ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.12 09:58
9日(現地時間)、ノルウェー・オスロのある植物園。市民が1945年、広島と長崎に原子爆弾が投下された後に生き残った木から出た種を植えた。オスロ大学長は「ここで未来の希望が育つだろう」と話した。当時6歳だった原爆生存者の田川豊子さんは「兄がひどい痛みで苦しんでいたが、父に家にある凶器で自身の苦痛を終わらせてほしいと尋ねた」と紹介した。
翌日、オスロ市役所ではノーベル平和賞授賞式が開かれた。今年の受賞団体は核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)だ。ICANのベアトリス・フィン事務局長は演説で「数百万人の死がささいな苛立ち一度で触発される状況に達した」と話した。彼は「核兵器を終わらせるのか、我々が終わるのか選択しなければならないし、この中で一つは起きるだろう」と警告した。