北朝鮮、ミサイル1発は空中爆発?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.18 14:28
北朝鮮が18日午前に発射した弾道ミサイル1発が途中で消えたことが把握された。韓国と日本の複数の当局者によると、北朝鮮はこの日午前5時55分ごろ、平安南道(ピョンアンナムド)粛川(スクチョン)一帯から弾道ミサイル2発を順に発射した。しかし1発は飛行後しばらくしてレーダーから消えたと、当局者は伝えた。
軍の関係者は「6時17分ごろ、粛川で不詳航跡1発が追加で確認されたが、17キロ上空でレーダーから消えた」とし「レーダーで消失したというのは、飛行中に空中爆発したか、正確に飛行できず途中で墜落したという意味であり、現在、正確な状況を精密分析中」と話した。
軍当局は残りの1発は800キロを飛行し、東海(トンヘ、日本名・日本海)上に落ちたと把握している。北朝鮮が発射したミサイルは最大射程距離1300キロのノドンミサイルで、2014年3月26日以来2年ぶり。 北朝鮮のこの日のミサイル発射は3日(300ミリ放射砲6発、江原道元山)と10日(スカッドミサイル2発、黄海南道黄州)に続き、今月に入って3回目となる。