「輸出難局」打開…有望産業の設備輸入関税を引き下げる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.23 17:29
政府がバイオ・ヘルスなど輸出有望産業の設備に対する輸入関税を引き下げる。企業が自由貿易協定(FTA)関税優遇を受けるための原産地証明発行手続きは簡素化し、FTAの活用度を高める。「脅威要素」(柳一鎬副首相兼企画財政部長官)、「難局」(周亨煥産業通商資源部長官)と表現されるほどの深刻な輸出不振を打開するため、関税政策の焦点を「輸出回復」に合わせた。
関税庁は22日、「全国税関長会議」を開き、こうした内容の今年の業務計画を確定した。関税庁は輸出支援を今年の最優先課題に決めた。昨年は2011年から2014年まで続いた「税収パンク」の断ち切ろうと税収確保を重点課題としたが、今年は輸出力量の強化に力を注ぐ。