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<Mr.ミリタリー>南北合意、サソリの毒針に刺されるカエルになるな(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.09 16:12
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こうした経験から北朝鮮は1996年に米国に平和協定締結を要求したことがある。韓米は第2次北核危機当時、北朝鮮の要求を受け入れた。2005年の6カ国協議の「9・19共同声明」で北核を除去する代わりに韓半島平和体制を交渉することにした。しかしこの合意は北朝鮮の終盤の挑発で水の泡となった。こうした点を勘案して韓国政府は北核解決輪が平和協定を通じた北朝鮮の体制安全保障にあるとみて朝米会談の仲裁に動いたのだ。しかし朝米平和協定を締結すれば韓米連合体制の弛緩が必然的だという点を我々は警戒する必要がある。したがって平和協定と北朝鮮の非核化は必ず並行しなければいけない。文大統領が言うロードマップもこのような次元で組むことが求められる。

第5項の2番目の「北側は核兵器はもちろん通常兵器を南側に向けて使わない」という部分は事実上の脅迫だ。北朝鮮は相当な数量の核兵器を生産したか、近く生産して配備する見通しだ。北朝鮮はこの核兵器で韓国を攻撃する能力があるが、それをしないということだ。北朝鮮は昨年、核を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)で米国を打撃すると言った。この2つを合わせれば、北核は対南用というよりも米国対応用か、韓国に米国と対話する橋をかけてほしいという意味と考えることができる。韓国が北朝鮮の要求を聞き入れなければ北朝鮮が核で我々を攻撃することもあるという話にも聞こえる。16世紀に豊臣秀吉が朝鮮に対して明を撃つのに必要な道を貸してほしいという「征明仮道」と似た言葉だ。当時、朝鮮が日本の要求を拒否すると、豊臣秀吉はこれを口実に壬辰倭乱(文禄の役)を起こした。同じように北朝鮮がノドンミサイルに核弾頭を載せれば平沢(ピョンテク)の在韓米軍を攻撃しないという保証はない。

 
今の南北の状況は「サソリとカエル」の童話になるかもしれない。内容はこうだ。童話はサソリがカエルに「背中に乗せて川を渡ってほしい」と要請して始まる。しかしカエルはサソリが毒針で自分を刺すのではないかと恐れた。サソリは毒針で刺せばカエルが死んで自分も沈むことになるから心配はいらないと言って安心させた。この言葉を聞いてカエルはサソリを背中に乗せた。しかし川を半分ほど渡った時、サソリはカエルを刺した。カエルはなぜ刺したのかと尋ねると、サソリは説明した。「私はサソリだ。それが私の性だ」。童話の中のサソリはまだ核の狂気で満ちている北朝鮮体制だ。特使団の訪朝で得た成果を誤って処理すればサソリとカエルの童話の愚を犯すかもしれない。韓国政府は猛毒を持つサソリを相手に慎重に首脳会談を準備することを期待する。前向きな動きを始めた金正恩委員長も大胆な行動を大胆なトリックに変質させないことを願う。

キム・ミンソク/軍事安保研究所長/論説委員


<Mr.ミリタリー>南北合意、サソリの毒針に刺されるカエルになるな(1)

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