東芝メモリ売却、5回目の反転…SKハイニックスが総力戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.14 08:02
東芝メモリはいったいどこに売却されるのだろうか。東芝の半導体子会社「東芝メモリ」をめぐる買収競争が混戦を繰り返している。東芝は13日、報道資料を通じて「ベインキャピタルが率いるコンソーシアムと今月末までに結論を出すことを目標に交渉を進めることにし、了解覚書(MOU)を締結した」と発表した。ベインキャピタルコンソーシアムとは、SKハイニックス、日本政府系ファンドが手を握った韓日米日連合をいう。6月末に韓日米連合を優先交渉対象者に選定してから2カ月半が経過した時点で、また韓日米連合と交渉を優先的に検討するという立場を明らかにしたのだ。
今回の決定は売却作業が始まって以来5回目の反転となる。東芝は6月末に「韓日米連合が優先交渉対象者」と発表したが、7月10日には「米ウエスタンデジタル(WD)、台湾の鴻海とも交渉を再開する」と発表した。8月27日には「WDが優先交渉対象者になった」という報道があったが、4日後に「3つのコンソーシアムと原点から交渉を検討する」という立場が出てきた。そして2週後、韓日米連合が有力な買収候補に浮上した。