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【時視各角】「非難強迫観念」を患っている韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.05 14:40
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最近の非難の第一声者はたいてい平凡な人だ。個人の私生活を暴露するサイト「江南(カンナム)パッチ」運営者は捕まえてみたところ24歳の平凡な会社員だった。状況さえ与えられれば善良な人もあっという間に悪人に変わることを証明した「スタンフォード監獄実験」がある。平凡な学生たちを看守と囚人に分けただけだったが、看守役をした学生たちが徐々に苛虐的で悪辣な態度に変化していくことを明らかにした実験だ。この実験を主導した心理学者のフィリップ・ジンバルドーは「悪人は気質的に持って生まれるものではなく、状況とシステムが作る。腐った箱に入れば善良な人さえ邪悪に急変することがある」とした。

度を越した韓国社会の非難文化は書き込み族だけをたしなめても解決できるような問題ではなさそうだ。「腐った箱」を粉々に壊さなければならない。ジンバルドーは人間には「悪の平凡性」だけでなく「英雄的行為の平凡性」も内在しているとした。悪意を自覚して、責任意識を持ち、悪に抵抗する平凡な人々の英雄的行為が世の中を変えるという。ダットナーは「責任を負うことを知っているリーダーシップ」がこの非難ゲームを終わらせることができるとした。リーダーが外的要因に非難を転嫁しないで責任を負う態度を持つだけで組織が革新したという実験結果もある。

 
もしかしたら私たちは二つだけうまくやればこの非難習慣社会から抜け出すことができるかもしれない。人のせいにすることが習慣化した大統領と政府、国会議員などリーダーが「私のせいだ」と叫んで責任を負おうとする姿を見せること。また、私たちの中に眠る英雄的行為の平凡性を起こして非難の習慣から抜け出そうとすること。このように多くのエネルギーを非難に注ぎこむ社会に生きるのは不幸なことだ。

ヤン・ソンヒ論説委員


【時視各角】「非難強迫観念」を患っている韓国(1)

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