韓日、氷解までは安倍談話などあちこちに暗礁…過敏反応は禁物(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.06.29 10:19
日本軍の慰安婦問題などで、これまで凍りついていた韓日関係が突然溶け始める雰囲気だ。22日に国交正常化50周年を迎えて朴槿恵(パク・クネ)大統領と日本の安倍晋三首相がソウルと東京で同日それぞれ開かれた記念行事に同時に参加したのが最も大きな変化だ。両国首脳は共生と和解、協力と共栄、韓日協力の強化を強調して新たな時代を開こうと口をそろえた。だが表面にあらわれた修辞とは違って将来は順調ではない。7月に予定された日本の「防衛白書」、8月の安倍談話など両国関係を再び行き詰まらせる大型の暗礁があちこちにひそんでいる。両国の国民間の感情対立も激しくなっており、いざという時には「無かったこと」になる可能性もある。日本専門家である梁起豪(ヤン・ギホ)聖公会(ソンゴンフェ)大学教授、李元徳(イ・ウォンドク)国民大学教授、保坂祐二・世宗(セジョン)大学教授に26日に会って韓日関係の展望について聞いてみた。
--韓日関係が氷解ムードに入ったとみてもかまわないか。