<サッカー>上等兵の李庭協、韓国代表FWに抜てき(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.23 14:30
シュティーリケ監督はこの日、サッカー協会が掲げた2015年のスローガン「変化に向けた時間(Time for change)」に言及し、「朴主永を選択したとすれば、はるかに易しくチームを運営できるかもしれない。しかし今こそ変化するべき時期だと考えた」とし「既に見た選手とは違う、典型的なターゲット型の選手を探していた。それで李庭協を選んだ」と述べた。
シュティーリケ監督は李東国・金信旭のように李庭協にターゲット型ストライカー(前方で相手DF選手と競り合って攻撃ルートを開拓するFW)の役割をする計画だ。李庭協のほか、チョ永哲(チョ・ヨンチョル、25、カタールSC)、韓教元(ハン・ギョウォン、24、全北)、 金周栄(キム・ジュヨン、26、ソウル)などメジャー国際大会の経験が一度もない選手を抜てきしたシュティーリケ監督は、来年1月のアジアカップを李東国、金信旭、朴主永なしで臨む。しかしシュティーリケ監督は「アジアカップの目標は優勝。決勝戦が行われる1月31日まで生き残る」と述べた。
李庭協の抜てきについて、所属チーム尚州の朴恒緖(パク・ハンソ)監督(55)は「ヒディンク監督も無名だったDFチェ・ジンチョル(現U-16韓国代表監督)を発掘した。埋もれている真珠を発掘し、韓国サッカーDF陣の一つの軸を任せた。李庭協も今後そのようなFW選手になることを願う」と話した。