サムスン電子「2020年までにすべての製品にAI『Bixby』搭載」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.22 15:02
2020年までにサムスン電子のすべての製品に人工知能(AI)アシスタント「Bixby」が搭載される。サムスン電子は20日、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)COEXインターコンチネンタルホテルで開かれた「サムスン電子のBixby開発者デー」でこのような内容を明らかにした。Bixbyはサムスン電子が開発した人工知能プラットホームだ。さらに、現在の自社製品だけに搭載できるBixbyを2020年には他の会社の製品にも搭載できるように「開放型プラットホーム」に変える計画だ。サムスン電子が一年にスマートフォン・家電など5億台の製品を生産することから、2020年には少なくとも10億台以上のIT製品にBixbyが搭載されるものと見られる。今まで韓国語、米国英語、中国語などを支援したが、さらに数カ月以内に英国英語、スペイン語、ドイツ語のBixbyをリリースするとも説明した。
サムスン電子はこの日、人工知能関連ベンチャー企業への投資を目的とする新規ファンドを作ったという事実も明らかにした。サムスンベンチャー投資のキム・ジョンホ常務は「サムスンのベンチャー投資が今月500億ウォン(約50億円)規模のAI投資ファンドを作った」として「海外の人工知能研究センターを中心に優秀なスタートアップとの協業および投資を推進するだろう」と明らかにした。