「ここが平昌五輪の会場?」厄介者になる競技場施設(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.26 12:55
江原道議会に提出された「江原道冬季スポーツ競技場運営管理条例一部改正条例案」の費用推計書を見ると、競技場3カ所の施設管理委託費用は年間40億ウォンに達する。スピードスケート競技場は13億8900万ウォン、ホッケーセンターは14億1600万ウォン、スライディングセンターは12億5200万ウォンが必要だ。江原道はこの管理費用の負担比率を国費75%、道費25%で分担するよう政府と国会に建議してきた。しかし政府は法的支援根拠がないという理由で難色を示している。
アルペンスキー場がある可里旺山(カリワンサン)の復元問題も事後活用案を見つけられずにいる。江原道は2021年の冬季アジア大会南北共同招致に向け2021年4月から復元作業を進めることを求めている。旌善郡は「山林として復元しても観光資源として活用できるようゴンドラなどの施設は残さなければならない」と要求している。しかし山林庁は当初計画通りに来年春から自然林復元を進める計画だ。