【社説】ふらつくアップル…革新なしに未来はない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.26 12:08
アップルが屈辱的な状況を迎えている。24日(現地時間)、アップルの株価は急落のためサーキットブレーカー(一時的売買中止)まで発動され、12%以上落ちた。昨年9月21日の過去最高値に比べ、わずか4カ月間で時価総額が3分の1以上も減った。アナリストは「アップルの魔法は終わった」と早くも葬送曲を流している。元CEOのスティーブ・ジョブズの死去から15カ月目だ。
アップルの墜落は不安感のためだ。ジョブズ時代のアップルは創意性と革新で奇跡の神話を築いた。新製品が登場する度に市場の期待を上回る感動を呼んだ。しかしiPhone5は「もう革新という言葉を使うのが恥ずかしい」という酷評を受けた。依然として閉鎖性に固執し、“マッキントッシュの呪い”が繰り返されるかもしれないという不安感も出ている。「革新なしに世の中で永遠に動く永久機関は存在しない」という忠告もあふれている。アップルが平凡な会社に向かっているということだ。