【コラム】韓国の海水淡水化技術は未来の「ブルーゴールド」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.24 14:23
「生命の根源である水」。だが、中東、アフリカを越えて韓国の一部海岸・島しょ・山間、さらには内陸地方までもが水不足で困難に面している。産業化・都市化による水不足は次第に深刻化し、OECD(経済協力開発機構)の「2050環境展望報告書」は2025年には30億人が水不足で苦痛を受けることになるだろうと予想している。
地球上の水は豊富だが淡水は3%に過ぎない。これに対し、世界未来学会は海水を淡水化する技術を未来の「ブルーゴールド」と称し、国際淡水協会が逆浸透(RO)市場を2020年33兆ウォン(約3兆2000億円)と見込んでいるほど、海水淡水化市場は年平均15%の成長を見せて世界の耳目を集中させている。