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韓国の高齢者70%、子供と離れて住む…3人中1人はうつ病

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.01 16:20
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ホさん〔85、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)〕は20年前に夫と死別した後、1人で暮らしてきた。部屋1つに小さな台所とトイレが付いた保証金500万ウォン(約54万円)・家賃20万ウォンのアパートが彼女のくつろぎの場所だ。

2男1女をもうけたが1週間に1、2回電話をやりとりして、2カ月に1回ほど顔を見る程度だ。財産は夫が残した銀行預金2000万ウォン余りとアパートの保証金が全て。月の収入は子供からのお小遣いと基礎年金を合わせて50万ウォン余り。家賃と管理費を出すといくらも残っておらず、預金を崩しながら生活費に充てている。50代の頃から高血圧と関節炎の薬を飲み続けている。彼女は「子供たちも生活費を稼ぎながら子育てにへとへとになって暮らしているのを知っているから1人暮らしのほうが身も心も楽だ」としつつも「家にしょぼんと1人でいると『生きるのもやめようか』という気持ちになる時が多い」と話した。

 
韓国の65才以上の人口の3人中2人は、ホさんのように1人で暮らすか高齢夫婦だけで別に住んでいることが明らかになった。65才以上の高齢者が全体人口の13%(2014年基準)を占めるなど高齢化現象が激しくなったことに伴うものだ。保健福祉部は31日、こうした内容が入った「2014年高齢者実態調査」の結果を発表した。全国の65才以上1万452人を面接調査した。

調査対象の67.5%が高齢者だけの家で生活していた。独居の高齢者世帯は23%、高齢者夫婦世帯は44.5%だった。20年前の1994年には45.3%が独居(13.6%)または高齢者夫婦世帯(31.7%)だった。子供と一緒に暮らす高齢者の比率が54.7%(1994年)から28.4%に半分になったのだ。

韓国保健社会研究院のチョン・ギョンヒ専任研究員は「急速に高齢化が進んで短期間にこのような変化があらわれた点は憂慮の恐れがあるが、西欧や日本でも同じように広がっている現象」と説明した。

高齢者1人あたりの1カ月の所得は79万9400ウォンだった。所得の中で国民年金・基礎年金など公的移転所得が最も大きな部分(35%)を占めた。直接働いて得る事業・労働所得が27.8%、子供から受けとるお小遣など私的移転の所得が23.8%だった。2008年の調査結果と比較すると、公的移転所得や事業・労働所得は増えて私的移転所得は減った。翰林(ハンリム)大学のソク・ジェウン教授(社会福祉学)は「老後の所得の中で公的移転所得の比重が高まったのは喜ばしいことだが、まだ行く道は遠い。西欧の先進国は年金所得が少なくとも60%にはなって通常80~90%を占める。子供に扶養義務を強要するよりも国家的次元で老後の備えシステムを補完していかなければならない」と指摘した。

平均年齢は高まったものの高齢者の身体・精神的健康状態は良くないと調査された。89.2%が高血圧・糖尿病などの慢性疾患を患っていた。3人中1人の割合で憂鬱を感じ、31.5%は認知機能が下がった状態だった。余暇活動は単調だった。テレビ視聴で時間を過ごすという高齢者が82.4%に達した。ソウル大学のチェ・ソンジェ名誉教授(社会福祉学)は「多くの人々が備えなしに高齢者になった。高齢者になる世代のための政策とは別に、すでに高齢者になった人たちを支える政策が急務だ」と話した。

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