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ヨーロッパ入国時になぜ‘韓国人認証試験’?

2007.02.07 17:27
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昨年末、ロシアに留学中の韓国人5人が車でフィンランドに入国しようとしたが、検問所で1時間以上も調査を受けた。留学生らは「京釜(キョンブ)線の始発訳と終着駅は?」「韓国の首都は?」など韓国人確認用クイズ10問余を答えた後、ようやく入国できた。

同じ時期、英国留学中だったKさんはスイス・バーゼル空港で、職員からおかしなハングルの文章を英語に訳すよう求められた。Kさんは「韓国語がおかしい」と主張したが、職員は文章の解釈を要求し続け、30分以上も言い争いになった。

 
ヨーロッパ国家で韓国人の入国審査が厳しくなっている。韓国人はヨーロッパのほとんどの国をビザなく出入りできる。このため不法入国を狙った第3国人が偽造韓国旅券を所持する犯罪が増え、韓国国民が被害を受けている。

韓国人がフランスから船で英国に入国する場合、出入国管理所で入国目的と職業・年齢・韓国の住所・滞在日程はもちろん、英国内ホテルの住所や電話番号まで質問される。友人の家で宿泊すると言って入国が拒否されたケースもある。

ほとんどの旅行客が旅券の写真確認だけで通過するのとは対照的だ。バーミンガムなど英国の一部空港では韓国旅券所持者を相手に韓国語理解力を測定したりもする。特に、低価格の航空便や船便に不法入国者が多く、集中調査を受けるケースが多いという。

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