ポンペオ氏「北核・ミサイル能力減らすことを願う」…核凍結に傍点
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.22 11:42
北朝鮮との核談判に突入した米国政府が非核化長期戦を念頭に置いた核凍結を公開的に取り上げた。
マイク・ポンペオ国務長官は19日(現地時間)に放送された米最大地域放送ネットワークであるシンクレアとのインタビューで「われわれは常に非核化が長い過程になることを知っている」とし「われわれはその危険を減らし北朝鮮の核・ミサイルプログラム拡張能力を縮小することを願う」と明らかにした。ポンペオ長官は「今後は非核化の約束を実践して履行に移す必要がある」とし「核開発能力を縮小する議論は、トランプ大統領と金委員長のシンガポールでの約束を履行するための重要な要素」と繰り返し強調した。ポンペオ長官は18日にワシントンを訪問した金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党副委員長との高官級会談直前のインタビューでも「米国に対する危険を減らし、核ミサイル開発能力を縮小することを願う」と述べた。これをめぐり、スウェーデンで米国が北朝鮮と繰り広げている非核化談判で、米国の1次的要求が核凍結カテゴリーであることを示唆しているとの見方が出ている。
ポンペオ長官の「核ミサイル開発能力縮小」発言は2回目の米朝首脳会談で凍結→縮小→廃棄という段階的非核化の最初の段階を目標にしたものだと考えることができる。