韓経:幕が上がった韓米FTA再交渉「予告編」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.17 11:20
北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の幕が上がった。この交渉は韓米FTA修正交渉にも影響を与えるとみられ、注目される。米国・メキシコ・カナダ3カ国の通商当局は16日午前9時(現地時間)から米ワシントンのマリオット・ワードマンパークホテルでNAFTA再交渉第1ラウンド会議を始めた。交渉は20日まで続く。
トランプ米大統領は昨年の選挙運動当時からNAFTAを不公正だとして破棄を主張してきた。しかし今年4月、協定破棄には大きな費用がかかるため再交渉に態度を変えた。トランプ大統領は先月、「貿易赤字縮小と雇用創出」を目標にしたロードマップを発表し、望む方向に再交渉が進まなければ協定を破棄すると圧力を加えた。米国は昨年、メキシコとの商品およびサービス貿易で630億ドルの赤字を、カナダとの貿易で77億ドルの黒字を出した。