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【コラム】ボランティアする時もきれいでなければいけませんか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.24 11:21
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「ジーンズをはいて(ヘイ!)会社に行っても、清潔感があれば大丈夫」な世の中が到来した。『DOCと一緒にダンスを』の歌詞に合わせて誰もかれもが観光バスダンスを踊ったのが20年前のことだから。だがジーンズどころか少しの逸脱でも容認できない人々がいることを知るようになったのは今から7年前、韓国の大統領に異郷の地で会った時だった。

当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領のニューヨーク歴訪日程。私は現地で仕事の手伝いをするインターンに選ばれた。「容貌が端正」でも「きれい」でもなかった私に特別な任務が与えられた。大統領夫妻がホテルを出入りするたびに正門ドアを開けて閉じること。テレビでしか見ていなかった大統領を目の前で見られるという事実に、これまでなかった愛国心でさえ生まれようとしていた瞬間、問題が発生した。それは履き物だった。

 
私はニューヨークの多くの会社員がそうしているようにスーツに運動シューズ姿だった。それが目についたようだ。大統領の視線が2回ほど私のシューズに注がれ、過ぎ去るとすぐに随行団のある外交官が出た。私の右足をぐっと踏むと、耳元でささやいた。「君、軍隊に行ってきたそうだが。なぜこんなに目立とうとするのか。お金がないなら安い靴でも買って履け」。朝ドラマの主人公になったような気持ちだった。全身に汗がふき出るほどマンハッタンを走って靴を買ってきた。

7年が過ぎて大統領も変わった。就任式や歴訪など大統領が参加する行事ごとにファッションの1つひとつが紙面やテレビで紹介される。破格、サプライズ、メッセージのような修飾語がつく。今やDJ DOCが歌った「人々の目を意識しないでくださいね。楽しみながら生きていけます。私の個性で生きるこの世の中」になった感じだろうか。果たして本当に世の中が変わったのか。正解は「ノン(フランス語でいいえの意)」だ。

韓国は依然として容貌を気にする国だ。容貌が重要>言語ができる人>きれいな人…。今月初めパリで開かれた朴槿恵(パク・クネ)大統領訪問行事でも、若者たちに強要されたのは容貌と服装だったという。ボランティア精神で履歴書を出した現地の留学生に全身写真を要求した。通訳をつとめた参加者は自身のフェイスブックに「大統領が来るのに私はなぜきれいでなければならないのか」という気がしたと残した。

バラク・オバマ米国大統領はごみ箱を運んだホワイトハウスの清掃員とも拳の挨拶を交わす。フェイスブックを作ったマーク・ザッカーバーグ氏、アップル神話を作ったスティーブ・ジョブズ氏は服を選ぶ時間が惜しいと言って同じ服装に固執した。大韓民国の大統領歴訪にインターンを選ぶのならザッカーバーグ氏もジョブズ氏も脱落だ。最高指導者の服に気を遣うより、若者たちの個性を尊重する日はいつ来るのだろうか。私の運動シューズが踏まれたその日、外交官になるという私の夢もそがれてしまった。今日も私はスーツに運動シューズ姿で一日を始める。

ソン・クァンギュンJTBC経済産業部記者

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