「奇跡のリンゴ」で世界的スターになった木村秋則さん(1)

「奇跡のリンゴ」で世界的スターになった木村秋則さん(1)

2009年12月01日10時45分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  日本の木村秋則さんは世界で唯一のリンゴを生産する農家だ。「農薬1滴、肥料1握り」も使わずに育てたリンゴだ。台風が吹いても木から落ちず、リンゴの木には病害虫が寄りつかない。そのため彼が生産したリンゴは「奇跡のリンゴ」と呼ばれる。先月21日に京畿道(キョンギド)が主催した「Gフードショー2009」の会場で会った彼は素朴な農民の姿だった。

  「31年前の1978年ごろでした。リンゴ畑に農薬を撒くと何日も妻の具合が悪くなるのです。そこで農薬を使わなくても育つリンゴを栽培しようと決心しました」

  無公害リンゴ栽培の動機を問う質問に彼はこう口を開いた。木村さんはリンゴの産地として知られる青森県岩木山のふもとで6500平方メートルのリンゴ畑を営んでいた。家族代々受け継いできた果樹園だった。「無公害リンゴを栽培しよう」という彼の決心を聞いた村の人々は、「確率ゼロのゲーム」だと言った。「青森のドンキホーテ」というあだ名も付けられた。現実はもっと過酷だった。10年が過ぎてもリンゴは1個も実を付けなかった。農薬と肥料に慣れたリンゴの木の野生はなかなか戻らなかった。

  「収入がなく、どん底の生活をしました。人生の行き止まりに追い込まれた心境でした」

  彼は糊口をしのぐためナイトクラブで客引きとして働いた。暴力団になぐられ歯は2~3個を残しすべて抜けた。命を絶つ考えで山に登った。

  「山で偶然、見事な実を結んだドングリの木を見つけました。その瞬間頭の中に閃光が走ったようでした。秘密は土にあると思いついたのです」

  その足でリンゴ栽培法をもう一度変えた。果樹園の雑草も抜かなかった。手入れをしない原始そのままで果樹園をほったらかしにしたのだ。彼のリンゴ畑は「放置園」と呼ばれた。木村さんは「土が本来の生命力を回復するまで待ったのです」と話す。「肥料や農薬を数十年間撒いてきた土地は固くなり、雑草すら根を下ろせない。雑草が生い茂れば土も肥沃になったということだ」

  

「奇跡のリンゴ」で世界的スターになった木村秋則さん(2)

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