現代車副会長「日本との差別化で東南アジア市場に注力」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.11 13:08
自動運転、車両共有サービス、スマートシティなどに関する哲学も表した。鄭副会長は未来の移動サービスについて真摯な悩みがないのではという指摘に対し、「パートナーとの接触を続けて準備している。単に見せるためのものではなく、内容が重要だ。していないのではなく、確実にしようとして遅れているだけだ」と述べた。
未来に進んでも基本は失わないという考えも表した。鄭副会長は「未来事業の方向性は広いかもしれないが、結局は安全・セキュリティー・品質が重要だ」とし「競合他社が取り組む新技術を我々もすべてできるという自信があるが、こうした部分でどれほどリードできるかが重要な核心になるだろう」と説明した。
この日、鄭副会長はこれまであまり見せなかった余裕がある姿も見せた。人生に関する質問が出てくると、「焼酎を一杯飲んでこそ(返答が)できそうだ」とし「後悔が多く、頑張らなければいけないと思っている」と笑顔で語った。また、グローバル舞台に立って発表することについては「(トヨタの)豊田章男社長のように楽しくするのはもう少し練習しなければいけないが、私はそのような雰囲気の人間でもなく…そうすれば伝達力がもう少し良くなりそうだ」と話したりもした。