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【中央時評】遠くかけ離れた大統領=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.07 13:16
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決して容易でない質問だが、誰よりもこれに対する返答を探すために悩まなければならないのが大統領の責務だ。大統領の苦悩は一緒に仕事をする人物の選定を通じて、そして新しいビジョンの提示を通じて、国民に伝えられる。しかし少なくとも今まで多数の国民の目には、状況の深刻性を認識し、この難しい質問に対する答えを探すために苦悩する大統領の姿は見られない。変化が求められているこの時点に、辞意を表明した首相の留任を決めたことに対する国民の失望感が大きかったのもこのためだ。

一方、「国家改造」がセウォル号事件を通じて提起された質問に対する朴大統領の返答として映っている。しかし国家改造が必要だという規範的水準を超え、それが何を意味するのか、改造を通じて韓国社会がどの方向に進むべきかというのは具体的に言及しなかった。さらに過去とは違って多様化し、規模も大きくなった韓国社会で、「国家改造」という大々的なプロジェクトを大統領一人で、あるいはセウォル号事件を通じてその限界を見せた政府がまともにできるのか疑問を感じる。それだけに朴大統領の「国家改造」はむなしく聞こえる。

 
このように最近の朴大統領の国政運営の姿は、混乱にもかかわらず「危機? 何の危機?」と安易に対応したキャラハン首相とさほど変わらない。支持率の低下が示しているように、多くの国民は朴大統領が現状況を正しく理解していない、または安易に眺めていると見なしている。そうなった理由は、何よりも朴大統領が開かれた広場より、閉じられた空間にいるためだろう。開かれた空間で多くの人たちに会い、さまざまな見解を聞くよりも、個人的に近い少数の見解と提言に依存する場合、国民との共感は弱まるしかない。朴大統領にとっても現状況は危機だ。「共感の政治」のためのより開放的な国政運営が求められる。

康元沢(カン・ウォンテク)ソウル大教授・政治外交学


【中央時評】遠くかけ離れた大統領=韓国(1)

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