現代車副会長「日本との差別化で東南アジア市場に注力」(1)

現代車副会長「日本との差別化で東南アジア市場に注力」(1)

2018年01月11日13時07分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車副会長(真ん中)が9日(現地時間)、CES展示場を見回った。鄭副会長は4年連続でこの行事に参加した。(写真=現代車)
  「誰が先に変わるかが生死を分けるだろう」。

  鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車副会長が「自動車が電子化されてエコカーに進めば、働き方などあらゆることが変わらなければいけない。ライバル企業もすべて似た状況であるはず」とし、このように述べた。9日(現地時間)に開幕した米ラスベガスでの「CES2018」でだ。鄭副会長は「意思決定の方式や速度などいろいろとIT(情報技術)企業よりもIT企業らしくならなければいけない。大きな課題だ」と語った。

  規模が大きい企業も遅れを取れば消えてしまう時代だ。新技術の戦場のCESはこうした事実を見せている。一見すれば華麗だが、生死がかかる残忍な現場だ。グローバル企業に成長した現代車がCESの現場で「生死」に言及する理由だ。

  特に現代車は昨年、類例のない危機を迎えた。世界最大の市場である中国で販売が前年比28.2%減少した。鄭副会長は昨年の危機について「実際、非常に深刻だった」と語った。しかし切迫感と危機ばかりを話したわけではない。危機を「二度とない機会」と表現した。

  「深刻であり、それで良い注射を打ったようだ。商品と組織、デザインなどすべての部門で大きく変化した。研究所の組織も中国に移し、現地に合う商品を開発する契機になった。今年または来年からその効果が出るだろう。厳しかったが、二度とない機会だった」。

  現代車に向けられた多くの批判についても鄭副会長は似た態度を維持した。鄭副会長は現代車に関する書き込みを見ているかという質問に対し「見ないはずがない。見るのは見るが、問題は(批判が多いことより)繰り返し見るとむしろ鈍感になるということ」と答えた。批判への反応が鈍る点を警戒したのだ。鄭副会長は「理屈が通った書き込みは自分のためだと考え、頑張らなければと感じる」とし「周囲に(良くない点を)話す人たちがいるというのは幸運だ」と話した。

  現代車に不足する点について鄭副会長は隠すことなく客観的に評価した。鄭副会長は「現代車は品質の面で長所があるが、さらに品質を高めてポルシェ水準にならなければならず、前途はまだ遠い」と述べた。自動運転についても「よくやっているが、歴史が短く、グローバル企業を追うのに忙しく大変だったため(今まで)そのような余裕がなかった。今後、内部のR&D人員が失敗を気にしない雰囲気になれば、他のブランドの長所をかなりカバーできるだろう」と話した。

  反省だけで終わったのではない。危機を経験したためか、確固たる未来戦略を提示し、自信も表した。鄭副会長は「中国市場は昨年11月から正常化している」とし「このペースなら今年は90万台、多ければ100万台も販売できるだろう」と予想した。

  昨年末も中国市場での販売は依然として振るわなかったが、減少幅は少しずつ縮小する傾向だ。また、最近注目している東南アジア市場についても「日本企業が掌握しているが、むしろ差別化して市場に進出すれば勝算があるのではと考える」とし「確実な戦略を立てれば(市場シェア)25%程度にはすぐに到達するだろう」と述べた。

現代車副会長「日本との差別化で東南アジア市場に注力」(2)

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