韓国小説家の銅像が設置 ロシアのサンクトペテルブルク大学に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.24 10:33
ロシア最古の大学であるサンクトペテルブルク大学に韓国女流作家の朴景利(パク・キョンニ)氏(1926~2008)の銅像が設置される。ロシアに韓国人の銅像が設置されるのは今回が初めてだ。
最近訪韓した同校のニコライ・クロパチェフ学長(58)は23日、ソウル太平路(テピョンノ)プレスセンターで記者会見を開き、「韓国文学界の巨匠である朴景利氏の銅像を構内東洋学部前の庭園に設置する計画」と明らかにした。クロパチェフ氏は韓国とロシアの交流協力のために、2010年に設立された非営利法人団体「韓露対話(KRD)」のロシア側調停委員長を務めている。同団体は2013年、ソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテホテル前にロシアの国民的作家アレクサンドル・プーシキンの銅像設置を主導した。
クロパチェフ氏は「当時、プーシキンの銅像設置はロシア作家同盟の要請で韓露対話が推進した。ウラジーミル・プーチン大統領が韓国で開かれた除幕式に参加するほど国家的関心が高かった」とし「その後、『今度は朴景利作家の銅像をロシアに設置しよう』という韓国側(韓露対話)の提案があり、これを推進することになった」と説明した。