【時論】開城工業団地、その運命の岐路で(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.05 14:54
まず北朝鮮当局は自発的に工業団地を造成し、積極的な企業誘致をするという考えで、開城工業団地に対する認識を変えなければならない。北朝鮮は開城工業団地と政治・軍事的問題を連係せず、両者を分離して処理する必要がある。
北朝鮮に工業団地を造成して企業を誘致することを現在のように相手に恩恵を与えるものと考えていれば、南北関係が悪化した際、いつでも出入り制限、従業員供給の中断、強制帰宅措置など北朝鮮当局が運営を思いのままにする結果をもたらすことになる。その場合、工業団地が正常化したとしても、運営中断事態は常に再発するおそれがある。