年末にソウルを訪れるなら…おすすめシャンパンバー3選
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.22 13:50
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泡が立ち上る様子を眺めるのが楽しいシャンパンは特別な日の代表的なアルコールに挙げられる。(写真提供=le Cabaret DOSAN)
今年も残すところあと1カ月ほどとなった。師走を前にして手元のスケジュール帳には、年越し前に会いたい人々との約束でぎっしりと埋まっていることだろう。それだけに、どこで会うかについて深く悩むことにもなる。行きつけの店ではなく、もっと特別なところに行きたくなるからだ。こんなとき、おすすめしたいのがシャンパンバーだ。最近のソウルでは、シャンパン(シャンペン、シャンパーニュ)を主人公にした空間が次々をオープンしてファンを魅了している。シャンパンバー「Bar81(バー81)」と「le Cabaret DOSAN(ル・キャバレ島山)」を手がけるパク・ヒョンジン代表は「優雅に赤ワインを楽しんだり一人でウイスキーを傾けたりする文化よりも、みんなで集まって楽しくワイワイできるシャンパンこそが韓国人の酒の席にぴったりの飲み物」とし「泡が立ち上る様子が目にも楽しく、飲んだ時に気持ちがさわやかになるシャンパン。これからシャンパンの人気はさらに高まるだろう」と話した。年末の集まりだけでなく、特別な人と大切な時間を過ごしたいときに立ち寄れる、個性のあるシャンパンバーを3つ紹介したい。
(1)おまかせフレンチとシャンパンの出会い「le Cabaret DOSAN」
ソウル江南区論硯洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)にあるホテル「Aiden by BEST WESTERN Cheongdam」18階に位置したle Cabaret DOSANは南山(ナムサン)と漢江(ハンガン)が一望できるビューと華やかなシャンデリアが迎えてくれる、シャンパンセラーを備えたシャンパンバーだ。韓国初のシャンパンバーである「Bar81」(ホテル「シグニエルソウル」81階)をオープンさせたパク・ヒョンジン代表は「シャンパンと料理のペアリングをさらに強調した場所」と紹介してくれた。このため、フレンチレストラン「Prep(プレップ)」のオーナーシェフだったイ・ヨンラ氏を迎えることになった。イ氏は旬の食材を使ったおまかせ形式のフレンチ式一膳料理(French Gala Platter)を出す。肉類と旬の海産物などで調理されたフレンチ料理7品を、コースではなく一膳にしてみせた。11月は季節の灰貝をオリーブオイルで調理したエスカベーシュとイベリコ豚のステーキ、松茸のキッシュなどで秋を彩っている。12月は旬の高興(コフン)真牡蠣と大根、柚子などを使った料理に、フランスで年末のファミリーパーティーの必須メニューであるオニオンスープ、ローストチキンなどを再解釈した一皿が登場する予定だ。約50種類以上のシャンパンが準備されている。特に、KISA(韓国国際ソムリエ協会)大会で準優勝したソムリエのヤン・デフン氏が人工添加物を使わない、あるいは極少量しか使っていない自然親和的農法で栽培したブドウで作ったシャンパンを厳選して最高のペアリングを提案してくれる。シャンパンは15万ウォンから(ボトル基準)。