南北、日帝強制徴用者の遺骨送還を共同で推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.23 08:27
南北が日帝に強制徴用された犠牲者の遺骨を日本から送還する作業をともに進めることにした。民族和解協力汎国民協議会(民和協)の金弘傑(キム・ホンゴル)代表常任議長が16~19日に北朝鮮を訪問し北朝鮮側民和協関係者らと会って協議した結果だ。南北の民和協はこれに向け南北共同推進委員会を構成することにした。金議長は22日にソウルの民和協事務室で記者懇談会を開き、「7月18日に北朝鮮の万寿台(マンスデ)議事堂を訪問して北側民和協の金永大(キム・ヨンデ)会長と会い(南北共同推進委結成合意文に)署名した」と話した。
南北共同推進委は金議長と北側民和協のヤン・チョルシク副委員長が推進委員長を務め、南北各3人で構成される。事業名称は「朝鮮の魂、アリランの帰郷」と金議長は明らかにした。金議長は今回の訪朝で南北民和協が双方の民間交流を主導しようという意志を確認し、日帝強制徴用者などの遺骨送還をはじめ今後も多様な南北交流事業を展開することにしたと説明した。