「出口戦略期は利上げすべきでない…韓国、資金供給を十分に」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.02 16:37
懸念が現実になった。米国の量的緩和が終止符を打つというのはもう既定事実だ。量的緩和が類例のない選択であったように、量的緩和から抜け出すのも未踏の道だ。量的緩和の終了は、世界各地に流れた資金の米国回帰効果をもたらす。その威力はすでに立証された。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が出口戦略の信号を出しただけでも、世界各国株価は急落し、債券金利は急騰した。
すでに一部では、離脱する外国人資金を引き止めるために利上げが必要だという主張が出ている。しかし利上げは韓国経済回復の流れを弱める可能性が高い。韓国経済はどう対応しなければならないのだろうか。