韓国、今夏のブラックアウト最大危機…初警報が発令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.08 14:52
7日、電力の消費が急増し、電力余裕分が非常措置を発動するレベルまで落ちた。 昨年9月15日の停電以来だ。 「ブラックアウト」(大規模停電)恐怖の中で、韓国政府はこの夏、「計画停電」を実施すべき状況が発生するとみて、これに対応した訓練を行うことにした。
この日、イ・グァンソプ知識経済部エネルギー資源室長は「午後1時35分、予備電力が350万キロワットになり、非常手段を稼働する最初の警報である‘関心段階’を発令し、電圧調整などの非常措置を取った」と明らかにした。
予備電力は供給可能な電力から需要を除いた数値。 予備電力が400万キロワット以下になった場合、電力当局は100万キロワット単位で「関心」「注意」「警戒」「深刻」警報を発令し、段階別に非常措置を取る。 昨年の9月15日の停電当時、予備電力は24万キロワットまで落ち、ブラックアウト直前の状況で地域別に輪番停電が実施された。