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【コラム】韓国の緑藻ボラと米国の国立公園100年

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.07 16:50
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「見ていられなかった」。自転車旅行が好きな知人が「全羅南道栄山江(ヨンサンガン)に行ってきた」と話した。風景が美しい川辺にウッドデッキで作られた自転車道はロマンチックだった。22兆ウォン(約2兆円)が投入された「4大河川事業」の産物だ。

しかし楽しい時間はつかの間だった。「下を見ると水はたまり、ぞっとするほどの緑藻だった」。知人の嘆きは続いた。「自転車道を川沿いにつくるのは…すぐそばで緑藻を実際に見ると本当に…」。

 
数日前、洛東江(ナクトンガン)に取材に行った後輩の記者が送ってきた映像も衝撃だった。現場で網にかかって死んだボラの腹部を切ると、どろっとした緑藻があふれ出てきた。モザイクのない映像では放送するのが難しいほどだった。「緑藻ラテ」に続く「緑藻魚」の出現だ。

他人事ではない。時々、サイクリングやジョギングをしながら安養川(アニャンチョン)・漢江(ハンガン)の合流区間を通過する。普段からにおいがひどいところだ。最近ソウル市がこの付近に「緑藻除去船」2隻を投入することにした。漢江も安全地帯ではないということだ。

緑藻発生の主犯にはいくつか挙げられる。栄山江・洛東江などでは「水中堰」のため川の流れが弱まった点に注目する人が多い。今年は猛暑まで重なって緑藻が急増した。畜舎・生活廃水の流入のためという分析もある。

はっきりしているのは4大河川事業も主な原因の一つと疑われている点だ。工事が終わってすでに3年が経過した。しかし「生態系破壊」の声はますます高まっている。自転車道をつくる「親水」もよく、洪水・干ばつに対する「治水」も必要だ。しかしあふれる生命力で生きて流れる「活水」がなければ、すべて無用ではないだろうか。

数年前、米国に滞在中、西部の数カ所の国立公園を現地調査する機会があった。個人が自然を所有して毀損されるのを防ぐため、世界で初めて「国立公園制度」を考案した国が米国だ。米国人が自ら「米国最高のアイデア(America’s best idea)と自慢するほどだ。他の国々まで制度を輸入したのだからそういえるだろう。

1916年に設立された国立公園管理庁が先月25日に「100周年」を迎えた。メディアは1世紀にわたり守ってきた自然と生態系を誇らしく扱った。もちろん米国でも「開発」と「保存」の間で論争がないわけではない。セコイア・ギングスキャニオン・ヨセミテのような国立公園に行ってみると、あちこちに道路・キャンプ施設・スーパーマーケットなどがある。しかし自然の「人為的変形」を自制し、訪問客と共存して子孫に相続する原則を守る。

韓国政府は「温室効果ガス削減」などの環境対策では世界最高レベルだ。韓国より至急である汚染国を抜いて熱心に進んでいる。政府に尋ねたい。緑藻ボラが出てくる川の水、私たちが毎日飲む水はなぜそのようにできないか。

キム・ジュンスルJTBC社会2部探査プラスチーム長

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