「汚染された黄金の地」…竜山駅開発地区の土壌汚染は基準値の83倍に=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.24 09:33
竜山(ヨンサン)駅勢圏国際業務地区開発事業が失敗に終わってからサッカーコート33面分の面積の広大な土地がソウルの真ん中で雑草が生い茂った状態で放置されている。土地は油と重金属、廃棄物で汚染されているが、1年前から浄化作業が中断された状態だ。雨水が入り込み地下水が汚染され漢江(ハンガン)と周辺地域に影響を及ぼすのではとの懸念まで提起されている。竜山駅勢圏事業用地の汚染実態と問題点を調べる。
22日午前、ソウル・竜山区(ヨンサング)の漢江路(ハンガンロ)3街。竜山駅と隣接する竜山電子商店街をつなぐ陸橋のガラス窓越しには広い草地が広がっていた。1キロメートル離れた漢江側のマンション団地の前まで広がった広大な土地のあちこちに雨水がたまり大きな水たまりができていた。掘り起こした土を積んだところには小山ができていた。用地全体は鉄の塀で囲まれていたが雑草が生い茂った土砂は塀の上まで積み上がっており、竜山駅のKTX乗り場からも目についた。