【社説】文大統領の支持率、初めてデッドクロス
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.12.22 13:23
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政遂行に対する否定的な評価が初めて肯定的な評価を上回った。就任(2017年5月10日)から1年7カ月目だ。韓国ギャラップが昨日発表した世論調査の結果によると、文大統領に対する肯定的な評価は45%である半面、否定的な評価は46%だった。就任直後に支持率が84%(2017年6月、ギャラップ調査)まで上がるなど高空行進を続けていた文大統領の支持率は、先月29日に初めて50%を割り、その20余日後に否定的な評価が肯定的な評価を越えるデッドクロス(Dead Cross)を迎えた。
肯定-否定評価が誤差範囲内とはいえ、中道はもちろん進歩と湖南(ホナム、全羅道)など伝統的な支持層でも支持率が落ちていることに注目する必要がある。また、ほとんど地域と階層、職業群で支持率が同時に下落する構造化の兆候まで表れている。デッドクロスの意味を重く受け止めなければいけない理由だ。