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<韓国旅客船沈没>「船長・船員、ブリッジに集まった後全員脱出」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.21 09:02
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◆青瓦台(チョンワデ、大統領府)に文字で事故報告=セウォル号沈没事故の初期に政府対応が混乱を見せたのは、立ち遅れた報告も原因になったことが分かっている。安全行政部中央安全状況室は、事故が発生してから39分を過ぎてやっと青瓦台に文字メッセージで報告し、青瓦台の対応がその分だけ遅れたという指摘だ。

カン・ビョンギュ安全行政部長官は事故当日午後6時30分、中央災害安全対策本部の会見で「(青瓦台に事故を最初に報告した時点が)16日午前9時31分だった。文字メッセージで報告した」と青瓦台の報告関連の一部事実を公開した。

 
安全行政部が運営する状況室が青瓦台(危機管理センター)にセウォル号事故発生の事実を報告したのは全羅南道消防本部が初めて申告を受け付け(午前8時52分)てから39分も経ってからだった。

セウォル号と珍島VTSの交信内容によれば、状況室が青瓦台に報告する頃には珍島近海の現場は急激に変わっていた。青瓦台の報告24分前の午前9時7分にセウォル号側が「沈没中、救助要請」と訴え、午前9時17分には「船が50度以上傾いて動けない」と知らせていた。

こうした惨事の渦中に状況室がカン長官には午前9時25分、固定電話で先に報告して6分後に青瓦台に文字メッセージで報告した。




<韓国旅客船沈没>「船長・船員、ブリッジに集まった後全員脱出」(1)

【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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