韓国国籍取得の外国人増加…蒙古キム、鳳凰シン氏など「新しい家系図」急増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.09 16:59
フィリピン国籍のパニャス・メリベラスさん(40)は、2005年2月に韓国人男性と結婚して2008年8月に韓国国籍を取得した。名前は変えず、昔の名前をそのまま書いていた。だが結婚後に産んだ2人の子供が育って就学し、自分が保護者になる中で困難な状況が起きてきた。自身の名前のために、子供たちが混血という事実が知られて校内で仲間はずれにされた。結局メリベラスさんは昨年9月にソウル家庭裁判所に、漢陽(ハニャン)を本貫に、禹(ウ)を姓とする創姓創本の申請許可書を出した。1カ月後、裁判所から許可決定文を受けとった。
韓国国籍を取得した外国人の創姓創本の申請が増える中、毎月600以上の新しい「家系図」が生まれている。創姓創本は、韓国国籍の取得者が本来の外国式の名前の代わりに韓国式の名前に変えるために姓と本貫を決めて申請する手続きだ。8日、裁判所の統計月報によれば2012年12月から昨年11月の間で韓国国籍の取得者の創姓創本申請7578件が受理された。月平均で632件だ。申請者が多いと、独特な「家系図」も続出している。鳳凰シン氏(2007年)、泰国テ氏(2009年)、宇宙黄氏(2010年)などだ。タン、チョンデ、ニョン、グンなどは1人だけ使っている姓だ。