韓経:【社説】経済を再生させて最長寿首相“予約”した安倍氏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.21 09:37
日本の安倍晋三首相が昨日開かれた執権自民党総裁選で予想通り圧勝を収めて最長寿首相を“予約”した。総裁3選に成功した安倍氏は、与党総裁が首相を引き受ける慣行により、次期総裁任期である2021年9月まで首相職を遂行する予定だ。来年11月まで何事もなく任期を継続すれば、桂太郎元首相(在任2886日)を抜いて、歴代最長期間在任した首相になる。
森友・加計学園スキャンダルなどで一時危機に面していた安倍氏が長期政権に成功した理由はいろいろあるかもしれないが、経済問題抜きでは説明できない。安倍氏は2012年の首相再就任以降、大胆な金融緩和、財政拡大政策、成長戦略という「3本の矢」を掲げた「アベノミクス」で経済再生に注力した。その結果が完全雇用(失業率3%)状態を越える低い失業率、粘り強い消費・投資の増加、史上最高の企業実績などで現れた。景気拡大は8月基準で69カ月目で、来年1月になれば第2次世界大戦以降、最長記録になる見通しだ。