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韓国で日産「キューブ」が大人気「デザインがユニーク」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.01 11:53
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当時、中村史郎日産デザイン総括にこの試案を出した。とんでもないという反応だった。「ふざけずにきちんとデザインしろ」という言葉が返ってきた。しかし桑原氏は辞表まで出して強く出た。中村総括は悩んだ末、桑原氏の意見を取り入れた。結局、右側後ろのピラーをなくしてガラス窓にした。後ろから見ると実際に非対称だった。

消費者からは「駐車する時に後方の視野が広い」と言って好評だった。結果は大成功だった。国内市販モデルの第3世代「キューブ」は08年に日本で初めて登場した。やはり非対称をそのまま継続した。

 
桑原氏は「第3世代であるだけに、第2世代よりも成長した姿をコンセプトにした。キュートな形を維持したまま人間のように成長し、お腹の肉がついた姿が必要だった。このため横と後ろにボリューム感を与えることにした。そうするとブルドッグに似ているという声が出てきた」と話した。

ここに‘自然さ’というアイデアを取り入れた。川の流れで角が取れた石のように四方が丸く、豆腐のように柔らかいデザインだった。桑原氏は「人も年を取ればお腹が少し出てくる。それが自然さ。それで第3世代キューブはお腹が出た姿になった。よりかっこよくではなく、より自然にしようとした」と述べた。

実際に「キューブ」を見ると、前の姿はブルドッグがサングラスをかけたような感じだ。桑原氏は「出勤する時、ブルドッグがかわいい表情で主人を待っている姿を考えてほしい」と話す。後ろはお尻が飛び出したような格好だ。


韓国で日産「キューブ」が大人気「デザインがユニーク」(1)

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