韓経:最低賃金急騰が呼んだ「過去最多」の不法滞在者=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.22 10:06
韓国で不法滞在者として暮らす外国人が昨年35万人を超えたことがわかった。1年前の25万人に比べ10万人以上の急増で過去最大を記録した。
法務部が21日に明らかにしたところによると、韓国の不法滞在者は昨年12月末基準で35万5126人を記録した。前年の25万1041人から41.4%増加した。昨年10万人ほどの不法滞在者を送還したが20万人が新たに流入し、純増した不法滞在者は10万4085人と集計された。不法滞在者の急増で政府の不法滞在者取り締まりに大きな穴があいたとの指摘が出ている。
これまで不法滞在者は長期間の就労が可能な滞在資格を持って韓国で働き、滞在期限が満了したのに帰国せず働き続けるケースが多かった。