<朴大統領弾劾可決>「国民の勝利、二度とこんな国を作ってはいけない」

<朴大統領弾劾可決>「国民の勝利、二度とこんな国を作ってはいけない」

2016年12月10日10時25分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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朴大統領の弾劾訴追案が9日午後、国会本会議で可決された。この日、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会議事堂前でデモを行っていた市民が歓呼している。
  初老の男性が涙を浮かべた。その隣に立っていた青年は拳を握った右手を高く上げた。子どもをベビーカーに乗せて出てきた若い夫婦は隅の方で静かに微笑んだ。肩を組んで踊る人もいた。「大統領朴槿恵(パク・クネ)弾劾訴追案は、可決されたことを宣言します」という丁世均(チョン・セギュン)国会議長の声が電光掲示板で流れた直後だった。朴槿恵大統領弾劾訴追案が国会本会議を通過した直後の9日午後4時ごろ、「朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動」(退陣行動)の主催で開かれた汝矣島(ヨイド)集会現場の場面だ。

  この日、ソウル永登浦区(ヨンドンポク)国会議事堂の前に集まった約1万人(主催側推算)の市民はそれぞれ弾劾案の可決に喜びを表した。一部の人たちは感情が込み上げて涙を流した。市民のヤン・ヒギョンさん(55、女性)は「弾劾案が可決された瞬間、体が震えた。二度とこのような国を作ってはいけないという使命感を感じる」と言って涙ぐんだ。続いて「国が一日も早く安定することを望む」と語った。

  イ・ソクさん(69)は「国民の力が、国民のろうそく集会が(弾劾案可決を)成し遂げた。国民が覚醒していることを感じたので韓国の将来は明るいと思う」と話した。会社員のキム・ドゥホンさん(31)は「今日の弾劾案可決は民心がそのまま表れたものであり、国民の勝利」とし「ろうそく集会に持続的に参加した市民の意識が変化を引き出した」と評価した。会社員のキム・ヒョンジンさん(33)は「当然のこと」とし「今後すべての疑惑を糾明することがもっと重要だ」と指摘した。

  国会議事堂の前に集まったセウォル号の遺族とともに弾劾案の可決を聞いた市民団体の会員パク・ミジャさん(46、女性)は「遺族と一緒に涙を流して歓呼した。弾劾案可決でセウォル号問題が解決するわけではないが、3年間流した涙の一部でも補償を受けたようだ」と語った。

  退陣行動側は「大韓民国の国民を誇りに思う。弾劾訴追案の可決は広場の偉大なろうそく集会が成し遂げた成果だ」と評価した。退陣行動のナム・ジョンス報道官は「国民がろうそくを持って即刻退陣を要請したので弾劾訴追案が可決した。野党もこの成果を自分たちの成果と考えてはならず、国政の正常化に努力しなければいけない」と主張した。アン・ジンゴル参与連帯事務局長は「約50人の議員が弾劾に反対したのは残念だが、圧倒的に弾劾案が可決されたので国民の勝利だと考える」と述べた。

  ク・ジョンウ成均館大社会学科教授は「国民がろうそく集会に参加し、一方では弾劾反対議員の電話番号をオンラインで公開したり、オン・オフラインでさまざまな戦略を使ってきた。民主主義の勝利であり国民の勝利と定義することができる」と述べた。シン・ユル明知大政治学科教授は「結局は正しい方向に向かっていく。今後の改憲議論と大統領選挙出馬も国民がよく見守りながら判断しなければいけない」と述べた。

  この日、退陣行動と市民は午後7時から光化門(クァンファムン)広場に再び集まり、ろうそく集会を1時間ほど開いた後、青瓦台から200メートル離れた清雲(チョンウン)・孝子洞(ヒョジャドン)住民センターの前まで行進した。朴大統領弾劾案が可決されたことで、10日に予定された第7回ろうそく集会は祝祭の場になると予想される。退陣行動は10日午後4時にソウル光化門広場で青瓦台側に1次行進を行い、青瓦台近隣で集会を開いた後、午後6時に光化門広場に戻って集会を開く計画だ。

  退陣行動はこの日の集会でも青瓦台の100メートル手前まで行進すると警察に申告したが、警察は交通問題を理由に内資洞(ネジャドン)ロータリー前までの行進を認め、栗谷路(ユルゴンノ)北側での集会・行進に対してはすべて禁止を通告した。
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