飲酒運転の容疑で起訴された人気グループＳＵＰＥＲ　ＪＵＮＩＯＲ（スーパージュニア）のメンバー、カンイン（３１、本名キム・ヨンウン）に罰金７００万ウォン（約６５万円）が言い渡された。

ソウル中央地裁刑事７単独オム・チョル判事は「事故で街灯が車道や歩道側に倒れたとしても交通に及ぼす影響は充分だったと思われる」としながらも「人身事故もなく器物損壊だけで済み、本人が十分反省している点を参酌した」として罰金７００万ウォンを言い渡した。

カンインは５月２４日午前２時ごろ、飲酒状態で乗用車（ベンツ）を運転していてソウル新沙洞（シンサドン）にあるコンビニエンスストア前の街灯に突っ込む事故を起こし、そのまま逃走した容疑がもたれていた。取り調べで、カンインは事故の前日午後８時から３時間ほど食堂で知人２人と焼酎３本を一緒に飲んだと陳述した。カンインの血中アルコール濃度は免許取り消し水準の０．１５７％を示していた。

当初、検察は罰金７００万ウォンで同件を略式起訴した。だが、裁判所は正式公判手続きによって事件を審理するべきだと判断して７月１９日に正式裁判への回付を決めた。

カンインは２００９年１０月にも飲酒運転でタクシーと衝突した後、逃走した。カンインは事故から６時間後に自首して罰金８００万ウォンで略式起訴された前歴がある。