ホワイトハウス「南北対話? 韓国に尋ねるべき」…揺らぐ韓米連携
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.19 08:20
対北朝鮮政策における韓米間の連携に亀裂が生じる兆候が表れている。▼北朝鮮が4日に発射した「火星14」に対する評価▼米国が推進中のセカンダリー制裁(北朝鮮と合法的取引をする第3国企業・個人への制裁)▼韓国の軍事・赤十字会談提案--など各論で両国が微妙な立場の違いを見せている。
米ホワイトハウスのスパイサー報道官は17日(現地時間)の定例記者会見で、韓国の会談提案に対するトランプ大統領の反応を尋ねる質問に対し、「韓国政府から出た言葉なので韓国に尋ねてほしい」と冷淡な反応を見せた。続いて「大統領は(対話のために)満たすべき条件について明確にしてきたし、この条件はいま我々がいる位置とは明確に離れている」と述べた。トランプ政権が掲げた対話再開条件が北朝鮮の明確な非核化意志表明という状況で、韓国が先に軍事・赤十字会談同時開催を提案したことに不満を表したのだ。
日本も批判的な立場を表した。ニューヨーク国連本部を訪問中の岸田文雄外相は17日、「核・ミサイル開発を続ける北朝鮮は新たな段階の脅威」とし「今月開かれた韓日米首脳会談でも今は圧力を強化する時だという点を確認した」と明らかにした。