国ごとに異なる米国大使、韓日中3カ国に三者三様(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.18 10:32
大使をよく「外交の花」と呼ぶ。大使を任命する時は固有の任務だけでなく相手国に対する礼遇も込められている。そうした点から韓国、日本、中国を相手にした米国の大使外交は明確に異なる。駐韓米国大使の場合は徹底して職業外交官を好む。これに対し駐日米国大使はほとんどが大物政治家や名望家を任命する。修交の歴史が長くない中国の場合、初期には中国との縁を考慮したが最近は大物級に旋回する傾向だ。
米国務省関係者は、「駐日大使のポストは英国、フランスとともに羨望の対象に挙げられるのが事実」と話した。「駐韓大使のポストはまだ中間レベルに分類されている」というのが彼の説明だ。在米韓国人らは「いまや韓国も経済力や国力に見合った重みのある人物を大使に迎えなければならない」と主張している。
◇職業外交官たちの役割=1948年の韓国政府樹立から駐韓大使には22人が任命された。このうち86.3%の19人が職業外交官出身だ。学者出身のリチャード・ウォーカー(81~86年勤務)、米中央情報局(CIA)韓国支部長を務めたドナルド・グレッグ(89~93年勤務)、神学を勉強したジェームズ・レイニー(93~96年勤務)の3人だけが例外だ。