<ロッテ経営権紛争>辛東彬会長、日本L投資会社の代表から父を解任(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.13 10:46
弟に比べて辛東主前副会長は活路を見いだせずにいる。11日夜に辛東主前副会長が急きょ韓国に戻ったのも、多数のL投資会社の代表取締役から父が解任されたことを報告するためと推測される。実際、辛東主前副会長はソウル城北洞(ソンブクトン)の自宅に寄った後、12日未明から辛格浩総括会長の執務室兼宿所であるロッテホテル34階にいる。
その間の辛東主前副会長の言行から、17日の日本ロッテホールディングスの株主総会で辛東彬会長の案件を無力化することが目的とみられる。「反辛東彬勢力」の結集と「訴訟」という対応カードがそれだ。特に辛東彬会長がロッテホールディングスの株主総会の性格を経営権紛争に関する票対決でなく、グループ改革案承認手続きと規定した状況で、辛東主前副会長は自分の存在感を浮き彫りにする方法を探さなければならない状況だ。ホテルロッテの企業公開案件を防いでこそ、次のカードを効率的に使うことができる。