「直接購買」で逃した顧客、「逆直購」で挽回を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.01 14:11
米国はブラックフライデーで全世界の消費者の関心を集め、中国のオンラインショッピングモール「アリババ」は光棍節マーケティングで一日10兆ウォン(約1兆円)を売り上げた。一方、韓国内の流通業者は、「安い商品」を探して全世界にショッピング領土を広げる消費者の後ろ姿を眺めるだけで、これといった対策を出せずにいる。
直接購買(直購)についての政府の対策は並行輸入の許容ぐらいだ。直購に対しては、内需の流出という問題意識よりも、消費者が多様な商品を安く購入できるという側に傾いている政府の対応は消極的だ。
産業通商資源部の流通物流課の関係者は「直購による内需流出は、直ちに心配するほどのものではない」と話した。彼は「海外の消費者を国内サイトに引き込むための支援案を探す」として「決済の便宜性を高めて、迅速な配送を拡大する方法を検討中」と話した。