「入学さえすれば就職」は昔話…大学造船学科の深い苦悩=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.19 10:54
ヤン・ヒョンウさん(24)さんは2011年に慶南(キョンナム)大学造船海洋IT工学科に入学した。子どものころに現代(ヒョンデ)重工業で船舶を建造するのを見てから船舶専門家になるという夢を抱いたためだ。彼は入学後に造船会社への入社を目標に熱心に勉強した。成績は上位圏でTOEICも700点水準だ。
しかし4年生になった彼は最近造船所入社の夢を棚上げした。代わりに米国にある自動車部品会社での海外インターンを準備している。造船不況で就職の道がふさがったためだ。ヤンさんは「状況があまりに良くなく、やむを得ず他業種に進むことになった」と話した。