キヤノンとニコン、最上位一眼レフカメラで正面対決
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.02.23 13:14
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キヤノン「EOS-1D X」(左)とニコン「D5」(右)
今年8月に開かれるブラジル・リオデジャネイロ五輪を控えカメラ市場が熱くなっている。伝統的にデジタル一眼レフカメラメーカーなどは五輪やワールドカップなど大型スポーツイベントの直前に最高級モデルを発売し技術競争を繰り広げた。0.01秒で勝負が決まるスポーツ競技の特性上、高速連写、高速オートフォーカス、高感度画質など、一眼レフカメラの基本的な性能を極限までテストできるためだ。ブランド認知度を引き上げられる良い機会でもある。一眼レフカメラ市場のライバルであるキヤノンとニコンはオリンピック特需を迎え最上位一眼レフ新製品をともに発売し正面対決を宣言した。
キヤノンが今月18日に発売したリ「EOS-1D XマークII」はキヤノンのフラッグシップ一眼レフカメラのラインナップである「EOS-1D」シリーズの系統を受け継いでいる。2012年3月から4年ぶりにアップグレードされた。目につく部分は2020万画素のイメージセンサーだ。キヤノンは最近まで旧型イメージセンサーを改良して使ってきたが、今回の製品には高感度撮影時のノイズを改善した新規開発センサーを搭載した。35ミリフィルムと同じ大きさ(36×24ミリ)のフルフレーム規格で、既存のアナログカメラ用レンズのすべての焦点距離と画角を活用できる。映像処理エンジンを2個使った「デュアルDIGIC6+」を搭載し一眼レフカメラで初めて1秒16枚の写真を連続撮影できる。オリンピックのようなスポーツ現場で決定的場面を捕らえるのに遜色がない。